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2022/02/03

靴選び  転倒予防、疲れにくいものを

 皆さんは普段どんな靴を履いていますか?脱ぎ履きしやすさから、かかとを踏んだまま履いたり、サイズの大きい靴を選んだりしていませんか?

 特に足首や足の指の動きが悪い人は、転倒の危険があるので、かかとを踏まず、自分に合ったサイズの靴を選ぶ必要があります。

 かかとを踏んだり、サイズが大きかったりすると靴が脱げやすく、つま先も上げにくいので、つまずく原因になります。

 また、靴の中で足が動くと靴擦れやタコができやすく、不整地や階段などでは足の指に無駄な力が入って疲れやすくなります。

 靴選びのポイントは、かかとを覆っている部分がしっかりして、靴の中で足が動かない▽つま先部分が上がっている▽つま先に1~1.5㌢程度のゆとりがある▽靴底の足の指の付け根部分が足の動きに沿って曲がる▽靴底のかかと部分に弾力性がある-などです。

 脱ぎ履きのしやすさだけではなく、転倒を予防し、疲れず楽に歩き続ける靴を選びませんか。「すこやかセンター」では、歩きやすい靴を多数展示しています。実際に履いてみて靴選びの参考にしてください。

  (但馬長寿の郷 理学療法士) (神戸新聞 令和3年7月4日転載)