2022/02/17
サロンの活用を 気軽に立ち寄ってみては
社会参加とは人と人とが関わり合う機会のことです。例えば、就労や地域活動、ボランティア、公民館などでの体操、趣味の活動、知人との交流などがあります。
社会参加の頻度は健康状態と関係し、頻度が高い人は健康であることが分かっています。そのため、長く健康でいるためには、社会参加の場をたくさん持つことが大切です。そこで今回は、社会福祉協議会が支援する「サロン」をご紹介します。
サロンは、社協が見守りや閉じこもりの防止、仲間づくりや社会参加を目的に支援しています。誰でも気軽に立ち寄れる交流の場です。地域住民が主体となって運営し、各地域の公民館や集会所などで開かれています。茶話会や季節行事、作品づくり、楽器の演奏など、いろんな工夫をしながら楽しく活動しています。
出掛ける場所を増やしたい人はもちろん、出掛ける場所がない、話し相手がいないなど社会参加の機会が少ない人は、一度、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。活動内容に応じて、飲み物代とお菓子代などが必要なところもあります。まずは各市町の社協に問い合わせてみては。
(但馬長寿の郷 理学療法士)(令和3年12月4日 神戸新聞転載)