2019/03/08
最新福祉用具の展示 生活の「不便」少しでも軽く
福祉用具は「不便」を「快適」に変える大切な道具です。自力でできなかったことを、他人の介助なしでできるようにするほか、介護者の負担を軽減することもできます。
これまで福祉用具は、どちらかと言えばネガティブなイメージでしたが、近年は最先端の技術を活用し、目覚ましい進歩を遂げています。
例えば、道の上り下りに合わせて全自動で手助けしてくれる歩行器や、マットレスの下に敷いて自動的に呼吸や心拍数を測定する目守りセンサーなどがあります。また人工知能(AI)によって、自然な会話ができるコミニュケーションロボットなどもあり、紹介しようとすると枚挙にいとまがありません。
そこで、県立但馬長寿の郷では1日から、普段目にする機会の少ない介護ロボットなど、最新の福祉用具約20点を展示しています。テーマは「新しい介護のカタチ~少しの『不便』を『快適』に~」としました。期間は18日まで。午前9時~午後5時(18日は正午まで)です。
実際に触れて、体験することもできるので、この機会にぜひお越しください。
(但馬長寿の郷 理学療法士)
(神戸新聞 平成31年3月2日転載)